2011/7/10 江東区総合防災訓練@八名川小学校 9回シリーズの報告の2回目
避難所においてはトイレは非常に重要な設備となるみたいです。
時間も多く使われていました。
大事なポイントは2つ
1.マンホールのふたを外して、その上にトイレを設置して汚水をそのまま流せる仕組みがある
(八名川小学校の周囲にそういうマンホールが3つあるそうです)
2.汚水をためるタイプの簡易型トイレにもテント型とパネル型の2種類がある。
おそらく避難所を設営する時には、自らトイレを組み立てたりすることがあると思われるので、イメージを少しでも頭に入れておくべきですね。
まずポイント1のマンホール見学。
消防署の方が実際にマンホールのふたをとって見せてくれます。
ちなみに、この蓋をとるには特殊な工具が必要になります。
この工具というか、鍵というか、特殊な工具は八名川小学校で管理されているので、災害時には、小学校に問い合わましょう。(消防署の指示があるかも)
蓋を取るとこんな感じになってます。とはいって普通のマンホールですね。
続いてポイント2のテント型組み立てトイレのできるまで。
防災倉庫から運びだし、段ボールから出します。
フレームを組み立てます。各町の町会の方々はイベント毎にテントとか設置しているだけあって仕事の手際のよいこと。。。
おっと、手すりをつけるのをわすれてましたね。お年寄りのためには、これ大事です。
後ろ側はこんな感じになってます。ご覧の通り汚水のビニール袋は大きくせり出すカタチになってます。
組み立てキットの中にこんなものが入ってます。サランラップの芯みたいな形状の紙の筒。
さらにこんなものも組み立てキットの中に入ってました。
「防災トイレ用脱臭剤」 一般の市販品より強力なんですかね。。
今後はパネル側の組み立て。同じく倉庫から運んできて箱から出します。
基本的な仕組みは同じなので、汚水をためるビニール袋と便座をジョイントします。
避難所における非常に大事なトイレの組み立て経験、終了しました。
ちなみに使用経験はしませんでした。
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全部で9回の江東区総合防災訓練の報告リストです。(リンクしていますのでクリックしてご覧ください)
1/9 訓練開始
2/9 トイレ
3/9 公園の井戸
4/9 小学校の避難所設備
5/9 炊き出し
6/9 風呂体験
7/9 宿泊体験
8/9 はしご車体験
9/9 消火訓練
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