先日、森下一丁目宮元町会の神輿は修理中の記事を書きました。
宮本卯之助商店のサイトのこのページ参照ください。
町の神輿は屋根延神社型、白木造ということになります。
サイズは 台輪寸法2尺八寸ですので、各々以下のようになります。
最大幅(龍巻蕨手含む) 160cm
最大高(大鳥含む) 248cm
本体高 248cm
総重量(担ぎ棒含む) 530kg
よく初めて神輿を担ぐ方に「重さはどれくらいあるんですか?」って聞かれるのですが、
よくよく調べたことがありませんでした。
ここに記述されている重さに台棒、飾り綱やお飾りがついて、さらに当日水に濡れることを考えると、大体1,000kg弱くらいになっているのではないか?というのが町の師匠のお言葉。
なるほどと、、と思いいろいろサイトを見ていると。神輿の大きさは語っていいけど重さは主義主張として語らないという工房の話を発見。。ちょっとだけ引用しますが、詳細はURLからどうぞ
鎌倉・神輿親方の工房
http://www.mikoshiya.co.jp/unchiku1.htm
重さはいえねぇ 文:親方
先祖代々言い伝えられている秘密を皆様に初公開致しましょう。
それは「神輿の大ききは測って良いが、重さは決してロにしてはならない」ということです。
昔々、お祭りの神輿があまりに重かったので、どのくらいあるのかと重さを量ったことがありました。
すると神様が「神の重い軽いを秤(はかり)にかけるとは何事か!」と大変怒り、作物が大不作になってしまいました。
もう一つは、江戸時代に、かの紀国屋文左衝門がみかん船で大儲けした金で純金、純金箔の金具の神輿を造り、”文左の千貫神輿”と大威張りをしたので、幕府の怒りを買い黄金の神輿を没収されてしまったのです。以後、神輿の重さを語るのは御法度になったといいます。
いろんな歴史や考え方があって勉強になります!!
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