全然、深川と関係ない話なのですが、
先日のクルマを売却してみました。
そもそも、クルマにのる機会が減っていて、
何のために維持費を払っているのか
意味が分からなくなってきたので。
・都心の駐車禁止が厳しくなって、
パーキングを探す時間があれば
用事が済んでしまうような事態が多い
・家の日常の買い物がネットスーパーに
なって週末の"スーパーカー"と
してのニーズもほぼゼロになった
メインの理由はこの2点。
唯一飼っているペットの急病の搬送ニーズが
あったけど、これも犬を抱いてタクシーに乗っても
運転手さんは全然気にしないことが判明して、
じゃタクシーでいいやと。
※ちなみにトイプードルですけどね。
大きい犬だとそうはいかないですね。
深川エリアであれば、ちょっと大通りにでれば、
24時間タクシーは走ってますもんね。
ということで、クルマの売却体験のメモを
残しておきます。
一生のうちに何度も経験できることでない割に、
仕組みがどんどん新しく
なっているようなので、これから
体験する人のお役に立てれば。。
ステップ1.売却先を選ぶ
今回は楽天の一括査定を利用した。
成約すると楽天ポイントが
5000ポイントつきます。
とりあえず大手は入れておきたいということで、
別途G社に査定依頼をしてみました。
一括サイトが楽でいいですね。
サイトによってインセンティブが違うので要チェック。
ステップ2.査定のアポ設定
個別に査定に来てもらうと対応が大変なことと、
競争してもらったほうが査定額があがるかも
知れないので、7社に依頼をかけて皆さんに
同じ時間に一斉にお越しいただくことにしました。
この設定で降りるという会社はなかった。
(アポ数が大事ってことですね)
でも問い合わせの電話がいっぱいかかってきて
対応はかなり手間がかかったのは事実。
大体コールセンターからのアポ設定で、
会社によっては次に査定担当者から
確認電話が入ります。
メールで済ませてください申し込みに記入して
あってもなぜか電話が多いです。
(これも社内規定かな?営業の基本?)
ステップ.3 査定会の準備
ネットでいろいろ調べながら必要なものをチェック。
a.車検証
査定にくる人数分コピーを用意すると後で楽です。
詳細は後述
b.アピールポイントシート
なくても全然いいけど思い入れがある
ポイントは伝えておきたいですよね
c.印鑑証明2通
売却したその日に名義変更の処理に
進みたい場合には必須。
査定する人に今日勝負しますよ!の
意思表示になります。
d.実印(cと同様)
e.直近の自動車税の支払い証明書
f.ローンで購入していて完済している
場合は完済通知書
なければ免許のコピーで対応可
※f. まだ返済中の場合の処理は分からないです
ごめんなさい。
ステップ.4 当日対応(ベース査定)
今回は7社アポとって1社ドタキャン(電話あり)、
2社はブッチということで4社での査定。
意外といい加減な会社もあるものです。
まず少し広い場所に移動して、ボンネット開けるなり、
エンジンかけるなり、好きにしてもらう。
このときにシステム化されている会社と
そうでない会社とか、意思決定の早い会社と
そうでない会社がいろいろ差があるのが
分かります。
車検証をPCに接続したスキャナーから
直接本部に送付したり、電話口で読み上げたり。
なので車検証は人数分コピーをとって
おいたほうがいいです。
またナンバーを隠して写真を撮って
本部に送る会社もありました。
車種、年式、走行距離、クルマの状態の評価から
大体の査定額が数式か何かから算出されるようです。
カーナビとかアルミホイルとかの備品をどこまで
評価するかは会社さん次第の様子。
ここまでで、早い会社は30分、遅い会社は60分
かかりました。寒いのに待つ感じはちょっとツライ。
ステップ.5 当日対応(価格の決定)
いよいよ競売に入るわけですが、その日に契約を
終了させて車を引き取ってもらうところまで
考えている場合には、改めて宣言してプレッシャーを
かけたほうがいいようです。
競売を始めるにあたって査定に参加している会社から、
「値段の決め方はどうしますか?」って質問。
こっちは初めてなんだから分からないよー。
一斉査定の場合には二つの方法があるみたい。
A.一斉入札方式
B.競売方式
A.時間はかからないけど全社が考える上限を
一発勝負で出してくるので駆け引きが少ない
売り手からするとそこで終わり。
B.うまく盛り上がってくれて競売になってくれれば
価格があがる可能性がある。でも時間はかかる
ということでBを選択。
次の査定会社からの質問は、
「入札のピッチはどうしますか?」
千円、5千円のオプションがでたけど、
みなさんの希望に沿って千円に。
で、次の査定会社からの質問は、
「スタート金額は幾らにしますか?」
ここはオマカセ。
結局もしもそんな金額で買われることになったら
悲しいくらいの金額からスタート。
最後の査定会社からの質問は、
「どういう順番でビッドをまわしますか?」
みなさんで好きに決めてください(笑)
やっと競売スタート。
ここでもスタイルが各社違います。
ケータイ片手に権限者に逐一報告しながら
次に入札金額を相談しながら決める会社、
個人にある程度の決済権限があって
担当者が好きに勝負する会社。面白いです。
でもスタートした直後から千円刻みで入れて
くるのにはちょっと辟易。
値段が上がってくると、「当社はここ降ります」と
宣言する人がでてきて、最後の一人が
残った時点でDone。
降りた時点で帰る会社、Doneした金額を
見届ける会社と、この差も面白い。
※今回はベース査定にすごく時間がかかった
1社が早々に降りてしまって、何のために
あんなに待たせたの??
とちょっとイライラしました(笑)
大人が5人も円陣組んで、○○万3千円→
○○万5千円とかって言い合ってるのは、
傍からみると怪しいかなーなどと気になりましたが、
まぁしょうがないですね。
競売に要した時間は30分。
ここまでで1.5時間経過。
ステップ.6 売買契約
落札した会社さんといよいよ詳しい話。
この部分はかなり会社別に異なるみたいです。
まず売買契約書の内容をしっかり読んで確認。
サイトで調べた時には、クルマをもっていった後で
修理箇所が見つかったとか言って査定した満額を
振り込んでこない悪徳業者もあるようなので、
そのあたりを入念に確認します。
車の引き取り時間、入金日などを決めてその場は解散。
ここまでで大体2時間経過。
ステップ7. クルマの引き渡し
今回は査定当日の夜にとりにきてもらいました。
このタイミングで名義変更手続きを行いますので、
実印と印鑑証明の出番です。
ローンの完済証明はなかったので運転免許証の
コピーを添付しました。
ステップ.8 入金の確認
約束通りの日にしっかり振り込まれていたので
督促とかする羽目にならずに良かった。これで全部完了!!!
査定の一括見積会社から成約時にインセンティブが
出る場合は忘れずに申請しましょう!!
全体所感
結果として面白いイベントになりましたが
それなりに時間はかかります。
楽しむつもりでやらないとメンドクセーってことに
なりそうです。
ちなみに6.5年落ち、走行距離17,000kmのクルマで、
買取金額は購入時(車両のみ)の37%
カーナビなど含めた初期購入費用全額の34%と
なりました。
途中で世間話をするなかで、その日に契約書に
サインして、名義変更までやりますよ!!って宣言
する人は比較的少ないらしいです。
クルマを手放すかどうかを迷っていて、
とりあえず査定したけど、、、
「やっぱりどうしようかなー」みたいな人が多いらしい。
査定担当の人もそれに付き合うんだから大変ですね。
訪問査定のアポ時間も夜10時とかってことも
よくあることみたいなので、ますます大変な仕事だなー
と社会科見学気分。
迷っている場合は1社から見積とって相場を判断して、
勝負するときには複数社を呼んで競売ってやり方
もあるかもしれませんね。
2012/3/9追記
ちなみに査定に来てくれた会社さんは以下の4社
東京中古車買取査定センター
カーセブン
ガリバー
カーチス
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