日経新聞にあったQ&A記事。自分メモとして。
利用者としては、メトロと都営が経営統合されていい方向に変わればいいですね。
・サービスレベルはメトロに合わせて上げる
・マーケティング力はメトロに合わせて上げる
・媒体営業力もメトロに合わせて上げる
・価格もメトロに合わせて下げる
一つでも逆だと意味ないですが、、、、、
日経新聞 12/22 首都圏経済面から引用
=================================================================Q&A 都営地下鉄・メトロ、進む「一体化」 乗り継ぎ、安く便利に 政府の売却株、都が購入も
地下鉄九段下駅(東京・千代田)で都営新宿線と東京メトロ半蔵門線の乗り換え改善工事が始まった。2013年には階段の昇降なしで乗り換えが一部で可能になる。東京都と東京メトロが進める地下鉄のサービス一元化について、経緯や内容をまとめた。Q なぜ東京には運営主体の異なる2つの地下鉄があるのか。
歴史的な経緯がある。メトロはもともと民営だった。民間会社の東京地下鉄道株式会社が1927年、浅草―上野間で営業を開始したのが始まりだ。戦時下の41年、国主導で都内の地下鉄を整備・運営するため、政府が帝都高速度交通営団を設立し、運営してきた。このため「営団地下鉄」と呼ばれた。特殊法人改革の一環で04年、国が53%、東京都が47%出資する東京地下鉄になり、愛称を東京メトロとした。現在、9路線を運営している。
一方、都営地下鉄は戦後の高度経済成長期、五輪を控え、都内の交通インフラ整備を急いだ都が開業した。60年に1号線(現・浅草線)が開通し、現在、4路線がある。Q サービス一体化の必要性が叫ばれる背景は。
A 料金体系が異なるため、乗り継ぐと少し乗っただけでも、2社分の料金がかかる。乗り換えが不便な場合も多い。
これまでも乗り継ぎの際に運賃を割り引くサービスを導入している。現在、割引額は70円だ。白金高輪駅では改札を出なくても乗り換えが可能になっている。駅に番号を付ける「ナンバリング」を両社で共同でしており、どこで乗り換えたらいいのかわかりやすくしている。ホームや出口の案内サインの字体も統一している。それでも不十分との指摘がある。Q サービス一元化の協議の経緯は。
A 国と都は10年、「東京の地下鉄の一元化等に関する協議会」を設置して協議してきた。11月、今後の方針を示している。この中で九段下駅の乗り換え改善が盛り込まれた。隣接しているにもかかわらず乗り換え割引が受けられなかった都営新宿線岩本町駅とメトロ日比谷線秋葉原駅は12年度中に対象となる。
都営地下鉄春日駅とメトロ後楽園駅、都営とメトロの市ケ谷駅で12年度中に、それぞれの改札を通過して出入りできるようにする。ただ、焦点の1つだった乗り継ぎ割引の拡大については具体的なスケジュールなどは示されていない。Q 2つの地下鉄を経営統合すべきだという意見はないの。
A 都はそれを主張している。政府は株式の早期上場を目指しており、多額の累積損失を抱える都営との統合には慎重だった。ただ、政府は東日本大震災の復興財源にメトロ株の売却益を充てる方針で、石原慎太郎知事は「政府が売却するなら、都が購入する」と発言している。
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