2011/7/10 江東区総合防災訓練@八名川小学校 9回シリーズの報告の7回目
夕食の後、入浴する一部の方を除いては、体育館で防災に関するレクチャー。
八名川小学校の校長先生のプレゼンテーションと、ビデオ上映が行われました。
校長先生のプレゼンテーションは、そもそも江東区は今までに多くの水害を受けており、
災害と向かい合って生きていくことが必須の町という前提で、我々はどうすべきか?
というテーマで、子供に対してわかりやすい説明でプレゼンがなされました。
わかりやすい説明って実はとても難しいので、大人も話し方という意味で勉強に
なったのではないかと思います。
一連が終わったあと20:00からは就寝準備開始。
この日宿泊体験に参加した方は6つの町から120~150人くらい。
一回の備蓄倉庫からビニールシート(ブルシートと思いきやグリーン)と、各人が利用するゴザ、
各人が利用する災害救助用毛布を運びます。
その後は体育館を町会別にゾーン分けして、各人の寝床づくり。
各町会のゾーン内で、寝床づくり開始。結構寝袋持参の人も多かったです。
災害救助用毛布は真空パック詰め。これで厚みが押さえられるので省スペースで格納できますね。
この日は暑かったので、毛布は枕代わりに使っている人が多かったみたいです。
消灯時間に向けて、天井のライトを消して、脇に簡易型の蛍光灯を設置したところ。
翌朝の起床時間は5:30の予定でしたが、、、、、
4時過ぎにはみんな明るくて、暑くて目が覚めてしまい4:30にはこれくらい片付いちゃってます。
鉄棒もやっちゃいます。
これだけ動けば、朝食の五目ご飯もさぞ美味しかったことと思います。
消灯時間前には、子供がいっぱい走り回ったりしてウルサクなるかなーと思っていましたが、
各家庭のしつけがよく静かな宿泊体験となりました。
暑くて苦しい体験になるかと思いましたが、八名川小学校の体育館は3階ということもあり、
床のそばの通気窓を開けているだけである程度は風が通ってくれてよかった。
でも、、、体育館で寝てみないとわからないことは、、、、
①ちょっとの足音でも体育館の床っていうのは、よく響く(聞こえる)ようにできていること。
ちゃんとした枕を用意していないとガンガン聞こえます。
②イビキをかく方のそれはかなり離れた場所にいらしてもよーく聞こえる。
でもこればっかりは悪意がってやってることではないので周囲が許容するしかないですね。
③起床時間の前でも、複数の人が起き始めると何故だかみんな起きる。
④準備段階での配布物(毛布とか)は、訓練で数は足りていることがわかっていても
大体みんな多めに持って行くので、最後は在庫がショートしたかも、、、と思っても
もう一度「余ってないですかー」と周囲を回ると余りが出てきて計算通りくらいになる。
これらを見るだけでもプライバシーとかないことを改めて実感します。
現在でも避難所生活を余儀なくされている方々全員に、仮設住宅をはじめとする
安心して暮らせる住環境が一日も早く提供されることを切に願います。
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全部で9回の江東区総合防災訓練の報告リストです。(リンクしていますのでクリックしてご覧ください)
1/9 訓練開始
2/9 トイレ
3/9 公園の井戸
4/9 小学校の避難所設備
5/9 炊き出し
6/9 風呂体験
7/9 宿泊体験
8/9 はしご車体験
9/9 消火訓練
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